ティルトウォッチ赤変時は、製品の動作確認を実施

2021 9/28
ティルトウォッチ赤変時は、製品の動作確認を実施
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精密機器メーカー《株式会社A(東京都)古谷様》

ティルトウォッチを導入した理由は何ですか?導入以前にどのような問題、課題がありましたか?

アメリカや上海にある自社拠点に精密機器を送っていますが、以前、輸出時に製品に動作不良が発生することがありました。輸送中に転倒したことで製品に衝撃が加わったかどうかなど、製品が海外拠点に到着するまで監視することはできませんので、原因不明のままどうすることも出来ない状況でした。そんな時にティルトウォッチを知り、導入することになりました。

ティルトウォッチを活かしてどのような取り組みを実施していますか?

国外でティルトウォッチに変色があった場合は現地で製品の動作確認を実施し、問題があった場合は返品するようにしています。返品送料を誰が保証するかなど、責任の所在については物流会社とケースバイケースで話し合って決めるようになりました。 また、梱包方法を強化ダンボールと普通のダンボールの二重梱包にして、中の通常のダンボールにティルトウォッチを貼付していますので、現在は物流会社さんにティルトウォッチが見えることはありませんし、触れることもできません。以前、中国で変色があったティルトウォッチをはがして別のティルトウォッチに貼りかえるという改ざん事件がありましたが、二重梱包体制によって今では不正を防ぐことが出来ています。

ティルトウォッチ導入のメリットは?どのような効果がありましたか?

国内の輸送品質はもともと高いので心配ないのですが、やはり海外でお客様に到着するまでの輸送が問題でした。しかし、ティルトウォッチを導入してからは明らかにクレームや破損が減少しました。

ティルトウォッチの満足度は?

物流会社さんの荷扱いに対する意識向上という点に関しては満足しているし、今後も必要ですね。贅沢を言えば、もう少しティルトウォッチの精度が上がれば物流会社との契約時に変色があった際の補償や責任を盛り込めるので助かるのですが、今のところは現状で満足しています。