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ショックウォッチ他、品質改善ツールの専門サイト 『輸送品質.COM』の森松です。
今号も物流品質管理リーダーの視点についてお伝え致します。
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【『外装梱包』と『中身の製品』衝撃の違いとは!】
『外装梱包』と『中身の製品』が受ける衝撃の違いとは!
一体どれほどのものだろう??
ある精密機器メーカー様での 輸送テスト での出来事、、、
その対象製品は、
『外装梱包』を含めた製品の“ 総重量は100Kg ”の精密機器である。
『外装梱包』と『中身の製品』に
同じ感度レベル25G用 (L-65黄)のショックウォッチ を各1枚づつ
取り付けて輸送したところ・・・
輸送中の落下事故による 衝撃が発生 !!
ショックウォッチ の反応を見たところ、
『外装梱包』に貼り付けた方だけが赤変(反応)していた。
『中身の製品』に直接貼り付けた方は無事で反応は無かった、との事。
担当者様いわく、
『100Kgの荷物に、25Gの衝撃を受けのだから、
製品に2,500Kgもの負荷を受けたのではないか?!』
との事です。
『しかし本当にそうなのであろうか?!』
よくよく聞いてみると
『外装梱包』が10Kgで、『中身の製品』が約90Kg である。
実際のところ、
『外装梱包』と『中身の製品』に掛った衝撃は
どれほど違うのか?!
物流の荷扱いが悪く、輸送中に25Gの衝撃を受けてしまった場合、
▶外装梱包には、10Kg×25G= 250Kgの負荷 が掛って反応した。
▶製品本体には、90Kg×25G= 2,250kgの負荷 がかからないと反応しない。
つまり、
同じ“25Gの衝撃”と言っても、 対象物自身の“重量” によって
受ける負荷は全く異なるのである。
また、落下した場合、
直接地面に叩きつけられる『外装梱包』と
緩衝材に保護された『中身の製品』では、
当然受ける負荷が全く違うわけです。
『外装梱包』に貼付けた ショックウォッチ(L-65黄) が反応していたからといって
(総重量100kg)×(25Gの衝撃)=
『製品本体に2,500kgの負荷』が掛った!!
と断定するのはあまりにも早計です。
この場合、 ショックウォッチ が貼られた対象物
つまり、
10kgの『外装梱包』に25Gの衝撃がかかり、
250Kgの負荷が掛ったにすぎないのである。
ここで大事な事は、
このレベルの衝撃で 製品が『破損するのか』 または『故障するのか』を
しっかりと事前に見極めておくことである。
この見極めが甘いと、
『製品が無事なのに、毎回ショックウォッチが反応してしまう!!』
なんてことになりかねない。
その為には、
どれぐらいの衝撃(落下高さ)で“大事な製品そのもの”が NG となるのか、
その判断を社内評価によって事前にテストしておくことが重要になります。
このとき
『製品自体』だけでテストするのではなく、
実際の輸送で使う 『外装梱包』も含めて落下テスト を行ってみてください。
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