• 競合が今取り組んでいるコストダウンとは?!【物流品質改善の達人ブログ】

    2014.11.10

    いつもご愛読頂き誠にありがとうございます。

    ショックウォッチ他、輸送品質改善ツールの専門サイト 『輸送品質.COM』の森松です。

    今号も物流品質管理リーダーの視点についてお伝え致します。

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    【競合が今取り組んでいるコストダウンとは?!】

     

     

    本日は、物流コスト削減の先進取り組み事例をご紹介致します。

     

    さて、昨今の経済不況の中、最近の荷主様が最も注力されている

    物流コスト削減のポイントをご存じでしょうか? 

     

    物流コストは実は、

    『目に見えるコスト』と『目に見えないコスト』 の大きく2つに分かれています。

     

    例えば、輸送費や梱包費、保管料などの『見えるコスト』は これ以上下げるのは厳しい状況です。

    それでも尚、これらのコストダウンに注力されている企業様も  とても多いのも事実です。

     (新規で数社相見積りをしたり、物流価格コンペなど)

     

    しかし、 これはあまり良い方法とは言えません。

     現状を変えずにコストだけを叩けば、当然サービスレベルは落ち 逆に

    クレームコスト増大!となってしまっては本末転倒です。

    そこで今まで本気で分析しきれていなかった大きな損失コスト  に

    メスを入れる必要があります。

     

     物流環境の無駄はあげればきりがありませんが、 特に大きいコストとは?  

    それはズバリ、輸送中の破損クレームコストです。 

     輸送している製品が高価であればある程これらのコストが 実は膨大にある事が分かり、

    そのコストをいかに削減できるか が利益確保の大きな注力ポイントとなるのです。

     

    これらのコストが『見えないコスト』である理由は、

    結果的に 後になってからでないとコストが算出できない事に起因しています。

     

     例えば、破損クレームが起こった際、製品の代替品を再送するのに、

    最初に送った正規の輸送費がいくらで、代替品を送った輸送費が いくらかかったかを

    わざわざ仕分けしている企業はほとんどありません。

     

    つまり、先に見積もりがとれないのです。

     

     代替品の梱包作業費や包装資材費、保険料なども全て同じです。

    (2重にかかっています)

     

    また、証拠が明確でない破損事故などで“どこで”“誰が”と

    責任所在 をなすりつけ合うなどの無駄な人件費や労力も全て損失コストなのです!

     

    このように考えると、見積りコストを数円を叩く事よりも、

    年間トータルでの破損トラブルコストをいかに削減できるかに

    注力する方 が断然重要である事がおわかりでしょう。

     

    大企業ともなるとそのコストは3億円とも5億円とも言われています。

     

    もしこれらの損失コストが半減したら!

     

    お気づきの通り、そっくりそのまま利益に振り替わります。

    つまり、目先の見積りのプライスダウンではなく、

    輸送プロセス改善による年間トータルでのクレームコストの削減こそが

    利益確保に直結するという事なのです。

     

     

    御社は破損クレームに対してどのように対応していますか?

    また年間でどれくらいのクレームコストがかかっていますか?

     

     

    簡単な経費項目を下記に記してみます。

    ①製品の返品コスト(顧客から自社へ)

    ②代替品の再送コスト(送料)

    ③製品代(廃棄製品)

    ④修理代

    ⑤修理人件費

    ⑥資材コスト(再送荷物の梱包資材)

    ⑦人件費(再送荷造り作業)

    ⑧人件費(クレーム対応:日給×関係者人数×日数)

    ⑨その他管理費用

     

    これらのコストを削減する為にはクレーム対策の内容が重要な ポイントです。

    本当の対策とは、同じクレームを2度と起こさない長期的な

    輸送品質の改善が約束されるものではなくてはなりません。

     

     

     

     

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