いつもご愛読頂き誠にありがとうございます。
ショックウォッチ他、品質改善ツールの専門サイト 『輸送品質.COM』の森松です。
今号も物流品質管理リーダーの視点についてお伝え致します。
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御社では、
「既存の物流会社に満足していない。」
「自社に最もあった物流企業を選定できずに困っている。」
なんてことはありませんか?
荷主企業と接する際に
いつも下記のような質問をしています。
【質問】
Q1:物流企業の輸送品質レベルを定量的に評価できていますか?
Q2:自社の求める物流ニーズを明確に物流企業に伝えていますか?
輸送品質のレベルの『見える化』ができていない企業が多くいます。
この2つの質問の答えが明確なら、
ある程度『輸送品質の全体像』を把握していると言えます。
そして、現状どこがボトルネックになっているのかも分かっているはずです。
全体像が分かれば、私も過去の経験から色々アドバイスができます。
しかし!
この質問にすぐに答えられない人が多いのです。
「委託先物流企業に任せっきりで品質レベルは把握していません」
「事故件数や原因を記録していません」
「どこで、どんなリスクがるのかわからず交渉ができません」
このような回答が非常に多いのです。
年間でどんな事故がどれだけ発生しているのか。
クレーム関連コストはいったいどのくらいかかっているのか。
その把握ができていないのに、物流企業の選定を始めてしまっている。
それって凄く怖いことではないでしょうか?
事故が起きるたびに、
「その都度物流企業にクレームを出しているよ。」
という企業もいるでしょう。
しかし、クレームを出しても、
『何度も同じ問題が繰り返される。』
という課題を抱えている荷主企業がとても多いのです。
特に小規模の荷主企業の場合は、
この傾向が顕著です。
荷主が物流コンペを実行する主な『理由』は、
①価格だけで選んだ結果、破損事故が以前より増えてしまった。
(最低価格が良いわけではない)
②物流ニーズから逆算してアウトソーシング先を選定し直したい。
③情報システムは必要機能を見直し、すべて盛り込んで行きたい。
④KPIをベースにした物流業務管理の実践がしたい。
⑤パートナーとしてふさわしいかどうか、
会社を見て、人を見て、現場を見て決めたい。
などが挙げられます。
特に、注意が必要なのは④です。
目に見えない『輸送品質レベル』は、
*定量的な指標がない。
*コストの算出が難しい。
と思っていませんか?
それなら、
下記のような項目を物流企業選定の
”検討材料”にしてみてはいかがでしょうか?
【求められる物流企業の条件】
☑事故発生の件数や内容を記録しているのか?
☑破損クレーム関連コストを把握しているのか?
☑荷主ごとの問題を明確に捉えているか?
(商品特性ニーズ毎の物流サービスの保有)
☑破損トラブルに対して、どれくらい対策方法(案)を提案できるのか?
(改善ツールの知識と活用)
☑過去の取組み履歴と実証効果を“見える化”できるか?(社内取組み)
☑どのような項目で外部委託先を管理しているのか?(2次委託先、3次委託先)
☑そもそもどのような“あるべき姿”(品質ゴール)を目指しているのか?
☑結果、品質トラブル発生時にどんな対応をしてくれるのか?
輸送中の破損トラブルはゼロにすることはできません。
事故が必ず起こることを前提として、
どう対応できるのかを明確に示してくれるかどうか。そこがカギとなります。
現在の時流では、
“破損事故ゼロ”をお飾りのスローガンにして、何も対応策を持っていない物流企業は
『事故があっても決して責任を認めようとしない』物流企業と思われても仕方ありません。
物流企業の“使命”とは、
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荷主のために輸送品質の“見える化”に取り組み、
品質改善に取組む対応力と、一緒に改善に取組める
パートナーシップを明確に示せること。
高い品質力で破損クレームを削減し、
それにより、荷主の業績アップにコスト面で貢献すること。(単なる値下げではない)
さらに、エンドユーザーからの荷主の評価(企業価値)を上げることである。
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といった物流会社の社長様がいました。
(この物流会社は業績絶好調です!)
このような物流企業は間違いなく荷主が離さないでしょう。
p.s.
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