ショックウォッチは『本当に効果があるのか!?』実験してみました
ショックウォッチを貼るだけで、荷扱いは本当に丁寧になるのでしょうか。
ショックウォッチは、輸送中に一定以上の衝撃が加わると赤く変色する衝撃検知インジケーターです。「本当に効果があるのか?」「貼るだけで荷扱いは丁寧になるのか?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
本記事では、ショックウォッチを貼った箱と貼っていない箱を同条件で出荷し、振動・衝撃データロガー(G-MEN)を用いて実際の衝撃値を比較検証しました。データに基づいて、ショックウォッチの心理的抑止効果と輸送品質への影響を解説します。
輸送中の衝撃をどのように捉え、品質管理に活かすかについては、 衝撃検知とは何か|輸送品質を守るための考え方と判断軸 で詳しく解説しています。
ショックウォッチは本当に効果があるのか?実験概要
ショックウォッチを貼るだけで、荷扱いは本当に丁寧になるのでしょうか。貼付有無による違いを検証するため、同条件で荷物を出荷し、衝撃データを取得して比較実験を行いました。
比較調査
【調査目的】
一般的な路線便を利用して荷物を出荷した場合、ショックウォッチの有無によって荷扱いの丁寧さに違いが生じるのかを検証しました。
梱包方法
「ショックウォッチを貼付していない箱」と「ショックウォッチを貼付した箱」をそれぞれ1個ずつ作成しました。
輸送中の振動・衝撃データを取得するため、各箱の底面に振動・衝撃レコーダー「G-MEN(ジーメン)」を設置。機器が動かないよう重り(約4kg)を載せて固定し、隙間をエアークッションで埋めて密閉しました。
ダンボール箱サイズ:W330mm × D240mm × H240mm(A4コピー用紙相当)
計測データ結果
【解説】
■ 同一条件で出荷しているため、衝撃波形のピークはほぼ同じタイミングで発生している。
■ 衝撃値が大きい箇所は人の荷扱いが介在した工程であると推測される。
■ 下方向に伸びる線は落下方向に加わった衝撃値を示している。
調査結果のまとめ
ショックウォッチの貼付有無によって、記録された衝撃値に明確な差が確認された。
未貼付では50Gを超える衝撃が複数回記録され、最大値は82G。一方、貼付時は最大32Gであった。
ショックウォッチの貼付が荷扱い時の衝撃低減に影響を与えている可能性が示唆される。
輸送中の破損原因・対策・可視化までを体系的に理解したい方は、
保存版ガイド「輸送品質とは何か」をご覧ください。
各ツールの種類・感度・取付場所の違いと選定の考え方については、衝撃検知ラベルの種類と選び方|用途・感度・取付場所で選ぶポイントを解説で詳しく整理しています。
この記事で体験した衝撃検知ラベルの全ラインナップは、ショックウォッチシリーズからご確認いただけます。
著者:「輸送品質.com」 運営責任者/森松産業(株) 代表取締役 森松 長照
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