どんな輸送シーンにおすすめ?ショックウォッチ2の使い方 どんな輸送シーンにおすすめ?ショックウォッチ2の使い方│輸送品質.COM

どんな輸送シーンにおすすめ?ショックウォッチ2の使い方

2026 4/13
どんな輸送シーンにおすすめ?ショックウォッチ2の使い方
ショックウォッチ2の特長と使い方を紹介する記事のメインビジュアル

どんな輸送シーンにおすすめ?ショックウォッチ2の使い方

輸送中の衝撃・振動対策として、輸送品質.COMでもっとも売れている商品といえば、『ショックウォッチ ラベルタイプ』。ラベルタイプの姉妹品として、『ショックウォッチ2』という商品があります。最近この2つの違いを聞かれることがあり、商品選びで迷われている方がいらっしゃるなと感じています。

本記事は、輸送中の衝撃をどう考えるべきかという「輸送品質」の一部を解説した内容です。
衝撃検知の考え方を体系的に理解したい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

▶ 衝撃検知とは何か|輸送品質を守るための考え方と判断軸

ショックウォッチ ラベルタイプとショックウォッチ2の違いを比較した写真

『ショックウォッチ ラベルタイプ』については、以前の記事でも取り上げておりますので、今回は『ショックウォッチ2』にフォーカスして、商品のご紹介をしていきたいと思います。

『ショックウォッチ ラベルタイプ』と『ショックウォッチ2』の特長

まずは、よく聞かれるラベルタイプとショックウォッチ2の違いから説明します。それぞれ大まかな特長を見ていきましょう。

ショックウォッチ ラベルタイプの製品写真

ショックウォッチ ラベルタイプ

  • ステッカータイプ。
  • 貼るだけで荷扱い者への注意喚起になる。
  • 一定のG値に達すると赤変し、荷物に衝撃がかかったことを知らせてくれる。
  • 全方向の衝撃を検知する。
  • 反応G値 25G・37G・50G・75G・100G の5種類
  • 【標準パック】200枚入りで84,000円(1枚あたり420円)
ショックウォッチ2の製品写真

ショックウォッチ2

  • ステッカータイプで、シールをはがすまで反応しないようにストッパーが付いている
  • 貼るだけで荷扱い者への注意喚起になる。
  • 一定のG値に達すると赤変し、荷物に衝撃がかかったことを知らせてくれる。
  • 上下方向の衝撃のみを検知する(衝撃検知時には、インジケーターの上下いずれかに赤変反応が起こる)
  • 反応G値 5G・10G・15G(25G・37G・50G・75G)の7種類
  • 【標準パック】100個入りで48,000円(1個あたり480円)

「荷扱い者への注意喚起」「衝撃を受けると赤変する」といった基本的な性能はラベルタイプとほぼ変わりませんが、ショックウォッチ2の利点は、ストッパーがついており、シールをはがすまで赤変しないこと。単体で持ち運ぶときに赤変の心配がありません。ただ、ストッパーがついている分、ラベルタイプよりも値段がやや高めです。注意点としては、ショックウォッチ ラベルタイプは全方向の衝撃を検知するのに対し、ショックウォッチ2は上下方向の衝撃のみを検知するものだということ。この点については以下に詳しく説明していきます。

ショックウォッチ2の貼付方法と注意点

ショックウォッチ2は、ラベルタイプと赤変の構造がそもそも異なります。ラベルタイプは、表面張力を利用した構造なのに対し、ショックウォッチ2は板バネの原理を利用して赤変する仕組みになっているため、上下方向以外の衝撃を受けても赤変しないのです。

そのため、貼り方には注意が必要です。荷物の底辺に対して垂直になるように貼ります。鉄道での横揺れを検知するために荷物の上部に貼る方もいらっしゃいますが、ショックウォッチ2の仕組みを理解したうえでの応用的な使い方といえるでしょう。

ショックウォッチ2の正しい貼付方法を示す写真
ショックウォッチ2は横や斜めにならないように、底辺に対して垂直に貼付します。

また、ショックウォッチ2は、ラベルタイプと違ってインジケーターとラベルが別になっています。ラベルの中にインジケーターが収まるように、それぞれ荷物に貼っていきます。インジケーターだけでも使用できますが、大きさが縦横約4cmとかなり小さいため、荷扱い者への注意喚起のためにもラベルと一緒にお使いください。

ショックウォッチ ラベルタイプの貼付位置は荷物の右上を推奨していますが、ショックウォッチ2とは構造が違うため、この限りではなく、箱の上下どちらでもとくに問題はありません。注意喚起のために、目立つところに貼ってください。

荷物にショックウォッチ2を貼って、本当に上下方向の衝撃しか検知しないのかを実証してみましょう。
重さ約6kgの本を入れた段ボールに衝撃を与えてみます。ショックウォッチ2は、通常は反応感度が高いため大型の貨物に貼ることが多いのですが、今回は実験のため小さなダンボールを使用しています。

落下時の反応

ショックウォッチ2で落下衝撃を検知した実験の様子

落下させると、下のインジケータ窓が赤く変化しました。

横倒し時の反応

ショックウォッチ2で横倒し時の反応を確認した実験の様子

段ボールを横に倒しても、赤変はみられません。

衝撃がかかったとしても、ラベルの向きによっては反応しないことがわかります。ラベルタイプであれば横に倒れた場合も検知できますが、ショックウォッチ2では不可能なのです。

ショックウォッチ2を推奨するシーン

ショックウォッチ2の反応G値別ラインナップ写真
輸送品質.COMでは、ショックウォッチ2 5G、10G、15Gの3種類を扱っています。

ショックウォッチ2は、反応G値によって5G・10G・15G・25G・37G・50G・75Gの7種類がありますが、輸送品質.COMで扱っているのは、5G・10G・15Gの3種類となります。

なぜ25G以上の反応G値のものを扱っていないかというと、25G以上の衝撃が予想される場面では、ショックウォッチ ラベルタイプの使用をおすすめしているからです。ラベルタイプのほうがランニングコストを抑えられますし、全方向の衝撃を検知してくれるので、取りこぼしがなくなります。

そのため、ショックウォッチ2は、ラベルタイプにない25G以下の衝撃を拾いたい場面フォークリフトを使用する大型貨物の輸送や機器の移動、設置など、上下方向の衝撃が懸念される場面での使用を推奨しています。

また、「5G未満の衝撃を検知できるものはないか?」といったお問い合わせもよくいただきます。ショックウォッチ2は5Gまでのラインナップしかないため、5G未満の衝撃を検知したい場合は、『MAG2000』をお使いください。『MAG2000』は、繰り返し使用できる衝撃検知アイテムで、標準品(3G・5G・10G・15G・20G)のほか、0.5G~20Gまで0.5G刻みでオーダーいだだくことが可能です。

反応G値別の衝撃検知アイテム比較表
反応G値別 衝撃検知アイテム一覧表です。商品選びの参考にしてください。

ショックウォッチ2や他の衝撃検知アイテムについてご不明点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。輸送に関するお悩みを一緒に解決していきましょう!

各ツールの種類・感度・取付場所の違いと選定の考え方については、衝撃検知ラベルの種類と選び方|用途・感度・取付場所で選ぶポイントを解説で詳しく整理しています。

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<text/ひろの design/川戸口めぐみ>

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