ショックウォッチを体感してみよう|新人ライターが初体験した落下実験レポート
ショックウォッチは、想像以上に低い高さの落下でも反応することがあります。
ショックウォッチの魅力は、誰でも簡単に使えて、コストも安い。すぐに効果がある…。
けれど、新人ライターの私は、実物のショックウォッチを見たことがありません……。
そこで今回は、「ショックウォッチを体感してみよう」ということで、その様子をレポートしたいと思います。
全体像を整理したい方へ
ショックウォッチのような衝撃検知ラベルをどう捉えるべきか、輸送品質の中でどんな役割を持つのかを先に整理したい方は、こちらの記事から読むと理解しやすくなります。
1. ショックウォッチを触ってみる
まず見せてもらったのは、シール台紙上のショックウォッチ。目立つ配色や約10cm角のサイズ感は想像通り、シールはごく普通のものでした。「赤変させてしまってはいけない」と思い、おそるおそる触っていましたが、シールを持って揺らしても大丈夫。単体で扱う分には、そこまで慎重に扱う必要はないんだなと安心しました。
そこへ「ショックウォッチは貨物に貼ったときに真価を発揮するんだよ」と社長が登場。さっそくダンボール箱に貼って実験してみました。
黄色ラベルの反応感度は25Gなので、20cmの高さから1kg弱のダンボールを落とすと、貨物には25G以上の重力加速度がかかっているということになります。
20cmといえば、500mlのペットボトル1本分。想像以上に低い高さで反応したので、びっくりしました。宅配便なんかではポンポンと軽く投げるように荷物を扱っているのを見たことがありますが、そんなふうに無意識に荷扱いをしていると反応してしまうレベルなのではと思います。
2. もっと実験してみよう
今度は、本を入れたダンボール箱(約3.2kg)を20cmから高さを10cmずつ上げて、落下させてみました。50Gの赤色と25Gの黄色は、どの高さで反応するでしょうか?
まずは敏感ラベルの黄色から。
赤色は、30cmからスタート。
今回の実験では、25Gの黄色は30cm、50Gの赤色は50cmで赤変しました。同じ重さの貨物だとG値の違いによって、こんなふうに反応の出方の差が出るんですね。
せっかくなので、それぞれどのくらいの衝撃力がかかっているのか計算してみたいと思います。衝撃力は、質量×G値で表すことができます。
- 黄色 3.2kg×25G=80kg
- 赤色 3.2kg×50G=160kg
単純に計算すれば、黄色30cmでは80kg、赤色50cmでは160kgもの衝撃力が貨物に加わったことになります。たった3.2kgの貨物に、何十倍もの力がかかるなんて! 貨物が落下したときの衝撃は、見た目以上に大きいものでした。
G値(重力加速度)についてもっと知りたい方はこちらから。
ちなみに、ショックウォッチが赤変するとき、衝撃の受け方によっては、半分だけ赤くなる場合もありますが、画像を見ていただくと、時間が経つにつれじわじわと全体的に赤くなっていくのがわかるかと思います。最終的に少し白い部分が残った、半分だけ赤くなったというときも、貨物は衝撃を受けていると考えてOKです。
3. ショックウォッチ色選びのポイント
ショックウォッチの感度レベルの差はわかったけど、ラベルの色はどうやって選んだらいいのでしょうか? 「物流品質改善の達人」こと森松産業株式会社 代表取締役 森松に話を聞いてみました。
貴社で扱う貨物は何色がよいか、イメージできましたか?
できれば実際に運ぶもの(難しければ同じ重量のもの)で、配送テストをしてみるとよりショックウォッチの色選びの感覚がつかみやすくなると思います。ショックウォッチ無料サンプル実験キットをぜひご活用ください!
各ツールの種類・感度・取付場所の違いと選定の考え方については、衝撃検知ラベルの種類と選び方|用途・感度・取付場所で選ぶポイントを解説で詳しく整理しています。
この記事で使用した衝撃検知ラベルの全ラインナップは、ショックウォッチシリーズからご確認いただけます。
この記事に関連するお役立ち資料
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