通信機器メーカー《J社F様》
G-MENを導入された経緯を教えてください。
決め手は長時間連続で記録できるところでした。ほかの機種は長くても約2週間程度。うちは船便なので最低でも1か月間はデータを取りたかったんです。
ふつう長時間とるには外付けの大きいバッテリーを繋げなくてはなりません。ところがG-MENはタバコサイズの本体に乾電池たった2個だけなんです。
余計な機能がない分、電池の持ちがいいんでしょうね。
機能といってもそんなに特別なものは必要ありません。
私が知りたかったのは、
いつ、どこで、どこの方向から、どれくらいの衝撃を受けているのか?っていう事だけです。
ほかの機能はむしろ無い方がシンプルでいいと思っていました。
その点G-MENはまさにそれしかできない(笑)ドンピシャな製品でした!
振動・衝撃以外にも温度と湿度も一緒にデータ取れますよ。
あぁ、そうでしたね。たしかに結露の影響でサビるなどのリスクを考えるとこの機能はあったほうがいいかも。このシンプルかつ行き届いた機能が人気の理由なんでしょうね。
もともとは、どんな問題を解決したかったのですか?
うちの装置は種類が少ないんだけど、海外への向け先がとにかく多いんですよ。輸送ルートによって事故の起きる頻度がまちまちで困っていました。
だからなんとなく一番リスクの高そうな中国向けの輸送環境に合わせて包装設計を決めていたんです。
ところがG-MENを使って各ルートの輸送環境を数値で比較してみると、一定のパターンがあることが分かったんです。事故の多いルートはいつもきまっていて、事故が起きないルートは全く問題がなかったんです。
そこで梱包仕様を統一するのはやめて、リスクの高いルートだけ緩衝材を増やすなど、、ルートごとに緩衝材の量を変えることで今まで過剰に使っていた包装資材をだいぶ減らせました。おかげで大幅なコストダウンができたんです。
それもこれもG-MENのおかげです。これで気を良くして、今では定期的に抜き打ちで各ルートの輸送環境のデータをとってリスク管理をしています。