光学機器メーカー《N社H様》
顧客からはどんな要望が多いのですか?
輸送品質を心配する顧客からの振動検証の要求が多いんです。
品質に厳しい客先の場合は出荷前にお互いの合意のもとG-MENで輸送の実態把握を行います。
なぜそこまでシビアなんでしょうか?
うちの装置は、1台数千万~億単位なんです。それも衝撃にめちゃくちゃ弱い。だから管理G値は5G以内。とてもデリケートなんです。
しかもそれだけじゃなくて、納品したあと工場に設置してくるんですが、現場の設備同士が稼働する振動でうちの装置に悪影響を与えているんじゃないかって指摘があって。それでG-MENを納品後2週間つけっぱなしにして、データを記録し続けたんです。
工場は大型の製造設備が多いですからね。その振動が悪影響を及ぼすんですか?
取得したデータを確認してみたら全然問題なかった。
最高でも3Gまでであることが分かって、うちの問題じゃないって立証できたんです。
それは大きな成果でしたね。
はい、この一件以降は、工場出荷時に必ずG-MENをつけて顧客に納品しています。そして納品後も2週間は測定を続けて稼働後でも問題ないことを立証しています。
このサービスを始めてから品質が高いという会社のイメージアップにつながっているような気がします。なにより納入後に壊れているなんていう理不尽なクレームが減って、リスク回避になっていることが一番の成果ですね。
何千万円の装置なら交換や修理費用も高額なんでしょうね。
その通りです。だから原因不明の場合はうちが泣き寝入りするしかなかったんです。無償交換ってやつです。あとは現地に人を何人も派遣して修理しに行ったり。。。。そんな費用も年間にしたらかなりのもんでしょうね。実際に計算したことはありませんけど。。(笑)
それは無駄なコストですね。
せっかく保険をかけていてもそれを立証できない場合、結構もめるんですよ。
かといって保険を使えば保険料もアップしていくし。
G-MENで実態をしっかり把握することが大事ですね。データを手軽に取れるのでほんと助かっています